
FAX普及の裏にあったドラマをご説明します。
画像を伝送する手段についての原理は、実は電話開発より以前に考案されていたといいます。無数のドットを並べたボードを用意し、それを画像に合わせて露光、あるいは絶縁にし、受信側ではそのドットの露光に合わせ化学反応によって色が変わり、像を再生するというものです。長らく実用化には至りませんでしたが、現在のFAXにもそれに近い技術が用いられています。
電話が、電話回線を用いて声を電気信号に変えるように、FAXも、電話回線を用いて画像や文字、写真を電気信号に変換、伝達しています。その事は知っていても、具体的にどのように信号に変えているかは分からない人も多いのではないでしょうか。送りたい画像や文字を紙の上で細かい升目上に分解し、黒い部分と白い部分に分けます。その黒と白を0と1の電気信号で表現することで、元の画像に近い形を再現する事ができます。
インターネットの普及によりFAXも、従来のアナログ回線を利用したものに続きデジタル回線にも対応した機種が登場しはじめました。FAXの装置は通信精度の高低によってグループ1からグループ4に分けられ、デジタル回線を利用した高度な符号化方式はグループ4に分類されます。デジタル方式のため編集や加工が容易であり、普及の際には著作権上の問題の発生も懸念されています。
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